飯山氏のインターネット指導で、乳酸菌で豆乳ヨーグルトを作る人が増えています。 http://grnba.secret.jp/iiyama/more27.html#rr01180 放射能時代を生きる知恵、ということで、みなさん、免疫系を強くしましょう。 私も、去年から作っています。 ところで、飯山氏は乳酸菌は「米のとぎ汁」から作るように指導していますが、乳酸菌の中でも、京都の「すぐき」から発見された乳酸菌は「ラブレ菌」と言って、わりと丈夫で胃酸でもあまりやられずに腸まで届くという話があって、そういう歌い文句で、ラブレ菌関連の商品も出回っています。そこで、デパートで「すぐき」を買ってきて、その汁から「ラブレ菌」と思わしき乳酸菌を培養してみました。 ビニール袋入りの「すぐき」では乳酸菌が死んでいてダメかなと思っていましたが、そうでもなくて、うまく出来ました。これが、出来上がったラブレ菌と思われる乳酸菌の溶液です。 |
作り方は簡単で、ペットボトルに「すぐき」の汁を入れて、水を入れて、黒砂糖と天然塩を適当に(水の量に対して重量比3%の砂糖と重量比1%の塩が標準だそうです)入れて、よくかき混ぜてから、保温槽(釣り人が持っているような発泡スチロールの箱)に入れて、湯たんぽを入れておくと、やがて発酵でできた炭酸ガスでペットボトルがはじけそうになります。 あとはこの繰り返しで、水と砂糖と塩を適当に足してやれば、どんどん出来ます。 先日、神戸駅の地下でやっていた沖縄特産展で、飯山氏激賞のミネラル豊富な「波照間島の黒砂糖」を売っていたので、それを購入しました。その黒砂糖を入れると、シュワーッと泡が出て、ちょうどエサを求める金魚が水面に上がってくるようで(上の写真)、「お、生きてるな」という感じです。 黒砂糖は乳酸菌のエサになるのです。 その乳酸菌から豆乳ヨーグルトを作ります。 乳酸菌を豆乳にまぜると、豆乳を栄養にして乳酸菌が増殖して、菌数が100倍くらい増えるのだそうです。 生協で900cc入りの豆乳を買ってきて、40度くらいにあたためてからポリ容器に入れて、そこに乳酸菌を100ccほど入れ、適当に黒砂糖も入れ(ちょっとはラブレ菌のエサになるかな、というつもり)、腸内細菌のエサになるというオリゴ糖(てんさい糖)を20g(2%)ほど入れます。オリゴ糖は北海道から通販で購入しています。 そして容器ごと、保温槽に入れて、やはり湯たんぽを入れておきます。 2、3日すると、下のように出来上がります。(ラブレ菌ヨーグルトの出来上がり↓) |
このごろは、いつ作ってもうまく出来るようになりました。 味や匂いは「米のとぎ汁乳酸菌」より良いと思います。 でも、やはりちょっと匂うのと酸っぱいのとで、レモンと砂糖をかけて食べます。 レモンは切らずにまるごと冷凍しておいて、切らずに皮ごと「大根おろし」器でガリガリとすりおろして粉にしてかけます。去年テレビで紹介されていた方法ですが、こうやるとよい香りがします。レモンの香りは皮にあるそうです。冷凍庫にありますから、いつでも使えて便利な方法です。 ただし、レモンは国産に限ります。アメリカ産のレモンは輸送のためにポストハーベストの保存薬がかかっていて、皮にかかっていますから、皮ごと食べることはできません。良心的なお店では「薬がかかっている」と書いてあります。ですから、今の場合はレモンは国産でないとダメです。 いちど作ると1人だと1週間分くらいあります。冷蔵しなくても腐りません、乳酸菌が腐敗菌をやっつけてくれるからです。毎日きっちり食べなくてもいいでしょうから、なくなったらまた作る、という感じでやっています。少しずつ食べているだけですが、おかげで、腸の調子はすごく良いです。 これは便利 タニカのヨーグルト製造機 ヨーグルティア タニカという会社のヨーグルティア(6000円弱)というヨーグルト製造器が、すぐれ物です。 豆乳を入れて乳酸菌を入れて40度Cで10時間くらいで、酸っぱくない、甘いヨーグルトが確実にできます。豆乳が冷たい場合は、ヨーグルティアで加熱するのには時間がかかりますので、10時間ではできないことがありますが、鍋で40度くらい(指で触って少し温かいくらい)に温めてからセットすれば10時間でできます。 |
豆乳ヨーグルトで骨粗鬆症の予防を 豆乳ヨーグルトは大豆ですから、大豆イソフラボンがたくさんあって、免疫系や腸によいだけでなく、たぶん骨粗鬆症にもよいと思います。 「牛乳を飲むと骨が強くなる」と信じて、せっせと牛乳を飲んでいる女性がたくさんいます。 しかし実は逆で、牛乳を飲むと骨が溶けるのです。 牛乳にはカルシウムがたくさん含まれていますが、そのカルシウムが飲んだ人の骨になるためには、飲む人の側に一つの条件が必要です。 それは、成長ホルモンが出ている、という条件です。 子供が牛乳を飲むと、骨が大きくなって体が大きくなります。 子牛もそうやって大きくなります。(でも大人の牛は牛乳を飲みませんね) しかし年配の女性は成長ホルモンが出ていませんから、牛乳のカルシウムは骨になりません。 逆に骨が溶けます。 なぜなら、牛乳を飲むと、牛乳にたくさん含まれている動物性の脂肪とたんぱくが体液に入って、体液が少し酸性に傾きます。すると体は自律的に反応して体液を中性に戻そうとして、酸を中和するために体内にあるアルカリ物質を体液に溶かし込みます。 体内にあるアルカリ物資・・・・それが骨のカルシウムです。 |
1.乳酸菌は腸によい 2.乳酸菌はアレルギーによい |