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序 アトピーの原理と構造 概論

序 論


わが家の少年 1976
我が家の少年(現在23才)は、幼時からアトピー体質といわれてきました。それは生後まもなく、頭皮と額の境目あたりに、ビッシリとフケのようなものが出来るという形で生じました。身近の小児科医の指導で、衣服は木綿、ふとんは陽に干す、床をフロアリングにする、食品添加物は避ける、こまめに入浴する、髪を短くするなど、衣食住の全般に気をつけていましたので、ヒジの内側に乾いた疹があって痒い、うなじのあたりがガサガサしている、フケがたくさん出る、という程度で中学生になるまでを過ごしていました。



ところが、中学生になって水泳部に入り、春先から晩秋まで、ほとんど毎日学校のプールで泳ぐようになると、中学2年の秋頃から、顔や首のまわりに赤みをおびた、痒みのある腫れと炎症ができてきました。受験を控えて何か良い方法はないかと探していたところ、温泉が良いと聞き、さっそく自宅で温泉療法を始めてみました。すると、4ヶ月ほどで赤みをおびた炎症は消え、フケもぴたりと収まりました。それから筆者独自の考えで、身体や髪を洗う湯も、水道水の塩素を除去して使うようにしたところ、うなじのあたりも、なめらかで強い肌になってきました。


我が家の少年1996

やがて少年は高校に入学し、ボート部で合宿したりするようになりましたが、水道水の塩素を避けていたせいか、それほど悪化することもなく過ごし、ヒジの内側の疹も徐々によくなってきました。そして、大地震の混乱の中でも運よく大学に合格して、ひとりで下宿して学校に通うようになり、また、小学生の頃から毎年参加していた海のキャンプのリーダーになり、夏は毎年真っ黒になって、子どもたちの指導をしています。最近は、ビタミンやミネラルなどの栄養補給食品を積極的に摂るようにしており、肌の状態もいちだんとよくなってきたようです。


私は、学生時代に物理学の手ほどきを受けたことがあります。それは、既成の論理を鵜呑みにせず、自分で考えよ、という毎日でした。私はその頃のことを思い出しながら、20年近くアトピー性皮ふ炎を観察してきた体験を踏まえて、アトピー性皮ふ炎に関する医者たちのさまざまな議論を追跡してみました。その結果、2つのことを知ることができました。1つは、医者たちの議論はすべて、「アトピー体質」の存在を前提にしているということです。2つ目は、その「アトピー体質」なるものを実際に見た人は、古今東西、誰もいないということです

本書のような「病気」に関する本が、医者ではなく理系のエンジニアによって書かれたことを、みなさんは奇異に感じられるかも知れません。しかしこれは理にかなったことなのです。
たとえばダイオキシン。この猛毒物質によって生ずる障害について、「ダイオキシン体質」などを考える余地はなく、「どんな人がダイオキシンにやられやすいか」などと論ずるのは馬鹿げたことです。問題は、いかにダイオキシンを減らすかであり、それは科学者やエンジニアや行政の問題であって、医療の問題ではありません。アトピーも同じです。

「アトピー体質」という特別な体質は実在しません。乳児のアトピー性疾患は、
塩素/栄養不調/薬害の3段階の「環境」によって生じています。成人になって突然発症するアトピーや、花粉症もこれに準じます。



第1段階 塩素(外因)



赤ちゃんを塩素の濃い水道水で入浴させると、塩素が触れる外表面(皮ふ)や、塩素が吸い込まれる内表面(気管支と鼻粘膜)に炎症が起きます。塩素は猛毒だからです。
写真の左のコップは、水道水に塩素試薬を加えたところです。塩素が試薬に反応して黄色くなっています。右のコップは、そこに脱塩素入浴剤をパラパラと加えたものです。塩素が中和されて無害になり、水は透明に戻っています。

塩素に加えて、合成洗剤(ベビーシャンプーなど)で日常的に皮脂をこそぎ落としていると、皮ふ炎は一層起こりやすくなります。





炎症の発生率は、塩素濃度の関数です。
日本の浄水場での塩素投入量はどんどん増えてきて、現在では、家庭の蛇口まで届く「残留塩素」濃度は1ppm前後となっています。
これは世界一高い濃度で、日本の赤ちゃんの3割に何らかの炎症が起きています。この炎症発生率も世界一です。もっと塩素濃度が上がれば、日本中の赤ちゃんが、皮ふや気管支、鼻粘膜から、さらには眼にも炎症を起こすようになります。そして塩素障害は成人にも広がるでしょう。



最近、お年寄りに「皮ふのかゆみ」が急増しています。また、「トイレの洗浄装置」で肛門周辺がただれてしまう人も増えています。主婦の手荒れも増えています。これらの現象も、塩素障害だと思われます。

町で見る若者たちの多くは皮ふがカサカサしています。ノドにクッキリと深いシワがある若者が多くなっています。塩素という猛毒の化学物質を生まれたときから浴び続けていれば、皮ふがカサカサになるのは当然です。毎日プールに入っているようなものだからです。欧米からの留学生が、皮膚がかゆくなって困るので、YMCAではシャワーに脱塩素浄水器をつけたそうです。それで苦情はだいぶ収まったそうです。

塩素には皮膚や気管支に障害を与える力があり、水道水への塩素投入量は急増しています。
しかし、それだけでは、塩素がアトピーの原因だと推論することはできません。塩素は以下の7つの条件(フィルター)を満たしています。



条件1.原因はアトピー性皮ふ炎の人全員に共通  共通性
条件2.原因は発症の最初期に存在する      原初性
条件3.原因は現代社会に特徴的なもの      現代性
条件4.原因は 1933 年には存在していた     歴史性
条件5.原因は皮ふへの直接的な刺激である    直接性
条件6.原因は日本で特に多用されているもの   地域性
条件7.原因はそれを除去すれば改善効果がある 除去効果


「浴用水道水の塩素」は、上の7つの条件をすべてみたします。

現代人はすべて

共通性

産湯の時から水道水の塩素を浴び 原初性
それは現代の化学物質で 現代性
しかも水道水の塩素消毒は、アトピーという疾患が世界的に認知された1933年には、欧米で一般的に行われていました。 歴史性
また、塩素が皮ふへの刺激物であることはプールなどの体験で明らかであり、 直接性
日本の水道水の塩素濃度は世界最大で、日本人は世界一の風呂好きです。 地域性
そして塩素を除去した効果は、浴用水やシャワー水から塩素を 除去したり、井戸水に代えたりすることで症状が軽快することや、温泉療法 が成功していることなどで明らかになってきています。 除去効果



その他の多くの化学物質は、アトピー性皮ふ炎が認知された1933年より後の時代に登場してきたものです。つまり、アトピーが初めて発生した時には存在していなかったものです。ですからそれらは原理的に、アトピー性皮ふ炎の原因ではありません。たとえば、ダイオキシンとかシックハウス(新建材)などは、原因ではないのです。
しかしそれらの新参の化学物質は、化学物質過敏症を引き起こし、アトピー性皮ふ炎の「悪化要因」になっています。また、成人になって突然発生するアトピーは1933年に認知されたアトピーとは異なるもので、原因別にきちんと分類されるべき疾患です。しかし現代の日本では、それらも「アトピー性皮ふ炎」と診断されています。その「現実」に合わせるために、条件4の歴史条件をはずすと、塩素以外でもっとも広範に人々の皮ふを損傷させている化学物質は、合成洗剤やシャンプーや歯磨き粉などに含まれる合成界面活性剤です。

第2段階 栄養不調(内因)

赤ちゃんは、もともと炎症を自力で治す力を持って生まれてきます。ですから、少々の刺激に対して一時的には炎症などを起こしても、やがては自力で回復します。
しかしその能力も、赤ちゃんの体内に充分なビタミンやミネラル、良質の脂肪酸などが供給されていなければ発揮されません。人間の体は、正しい材料が供給されないと正しく作動しないのです。
赤ちゃんの食物や母乳の中に、炎症を修復するのに必要な正しい栄養素が不足し、逆に炎症を増大させるような悪質な脂肪酸などがたくさん含まれている(これは一種の栄養失調です)と、赤ちゃんは炎症を自力で治せず、炎症は慢性化します。
田畑に石油肥料ばかり施しているうちに、日本の農地からミネラルが失われて、右の表のように日本の農作物のミネラルは、昔の3分の1以下に減っています。
皮ふ細胞の新陳代謝や免疫系の制御には、「亜鉛」が重要な役割を果たしていますが、こういう農作物では亜鉛が不足してしまい、皮ふに生じた炎症は治りにくくなります。


  野菜100g中の鉄分含有量 mg

1950年 1994年
ホウレンソウ 13.0 3.7
ニンジン 2.0 0.8
ダイコン 1.0 0.3




また、ミネラルの減少と反比例するように、日本人は牛や豚や鶏などの動物性の脂肪(体に良くない脂肪酸)を大量に食べるようになっています。下の表は、 戦後の日本人の1人当たりの年間の食品消費量(単位kg)です。

日本人の食事内容の変化

1946年 1960年 1998年 倍率

115 66 0.6倍
野菜
99 103 1.0倍
肉類 0.9 kg 5.0 28.0 5.6倍
魚類 9.3 28.0 34.0 1.2倍
たまご 0.4 6.0 17.0 2.8倍
牛乳 1.5 22.0 92.0 4.2倍
砂糖 0.6 15.0 20.0 1.3倍
油脂類 0.1 4.0 15.0 3.8倍


右欄の倍率は、1960年と1998年との比率です。戦後すぐの1946年はともかく、もはや戦後ではないと言われた1960年、まだ日本でアトピーが見られなかった頃に比べて、現在の日本人がいかに動物性タンパク質や油脂を大量に摂取しているかがはっきりと分かります。
そして、これから母親になる若い女性の食生活もこのようなものですから、結局これは、母乳を通じた乳児の食事内容でもあるのです。

「悪い脂肪酸」を食べていると、細胞壁が「悪い脂肪酸」で作られて、弱い構造になり、外的の侵入を防ぐ機能が弱くなることが分かっています。また、悪い脂肪酸は、アレルギー反応を起こりやすくすることも分かっています。

現代日本の「普通の食生活」による、ミネラル不足と悪い脂肪酸の過剰摂取が、アトピーの内因となっています。


第3段階 ステロイド (薬害)

このようにして乳児の皮ふや気管支に生じ、慢性化した炎症を見て、医者は、「これは体質にもとづくものです」と言い、抗アレルギー剤などを投与し、皮ふにはステロイドを塗ります。
これらの薬剤は人の免疫機能を「破壊することを目的」として設計された薬で、免疫機能を破壊することで炎症反応を「起こせなく」する薬です。ですから炎症は劇的に消えます。しかし、免疫機能を破壊された赤ちゃんの皮ふや気管支は、やがてダニや卵や大豆など、さまざまな刺激に対して無統制に反応する(アレルギー化する)ようになります。これで アトピーの完成 です。


右のグラフは我が国のステロイドの生産量です。ステロイドは劇的な効果をもつことから、皮ふ科医などによって大量にかつ無神経に使われるようになり、すでに1970年代には多くの「副作用」(ほんとうは主作用ですが)被害が出始め、厚生省は1976年にその多くを「劇薬」に指定しました。しかしその後も、ステロイドという劇薬の生産は増え続け、それはすべて国民の皮膚から吸収されてしまっています。何か「良からぬこと」が起こるのは当然です。
そしてその影響は本人にとどまらず、ステロイドを常用している女性から生まれる子に、過敏な子が増える傾向にあるようです。






「アトピー体質」は実在しない

「アトピー体質」というものがあって、そういう体質の人がアトピーになるのだ、という考えを「アトピー体質論」と言います。しかし、この考えは、いまだ実証されたものではありません。
「アトピー体質論」とは、アトピー性疾患というものの存在がが認識された(アトピー性疾患が発生するようになった)1930年頃に、原因が分からないからとりあえず、「体質」ということにしておきましょう、と世界の学者が考えた「仮説」にすぎません。
ですから、そういう「体質」が実在するかどうか、つまり「アトピー体質論」というものが正しいかどうかは、「アトピー体質」を担う体内物質が発見されるか、または大規模な統計調査でその存在が統計的に確認されるか、いずれかの「実証」が必要だったのです。

しかしその後60年たっても、アトピー体質を担う体内物質や遺伝子は発見されず、また、疾患の発生数が少ないために、統計調査もできませんでした。
ところがようやく、1992年(平成4年)になって、日本でのアトピーの蔓延という事態をうけて、日本政府(厚生省)が世界で初めてアトピーの大規模な(1万4千人の乳幼児)調査を実施したのです。
すると、調査時にアトピー性皮ふ炎と診断された子の数と、調査以前にアトピー性皮ふ炎と診断されたことのある子の数の合計、すなわちアトピーになっていた子が、2906人いました。
そして、そのうち半分の1492人は、なるほど厚生省自身が定義した「アトピー体質」でした。
しかし残りの半分の1414人は、「アトピー体質」ではなかったのです。(下の表)

平成4年 厚生省
アトピー実態調査
アトピーに
なっていた子
アトピーに
なったことのない子
 合 計
「アトピー体質」の子  1492 人   3566 人  5058 人
「アトピー体質」でない子  1414 人   7457 人  8871 人
     合  計  2906 人   11023 人  13929 人



つまり、世界ではじめての大規模な統計調査の結果、アトピーは誰でもなりうるし、誰がなるか分からないということが分かったのです。医者たちが考えついた「アトピー体質」というものに、あてはまろうとあてはまるまいと、人はアトピーになるわけです。
原因が分からないからとりあえず、と導入された仮説が、事実をまったく説明していないことが分かったわけで、つまり、その仮説は間違っていたということです。


注:「寄生虫がいなくなったのがアトピーの原因だ」という説がありますが、間違いです。なぜなら、アトピーの半分は生後2ヶ月までに発症するからです。生後2ヶ月の、お乳しか飲まない子の腹中に寄生虫がいないのは昔も今も同じです。ですから、昔の子はアトピーにならず今の子がアトピーになるのは、寄生虫とは関係がありません。
わが子のアトピーを治したいと寄生虫の卵を求める母親がいるそうですが、寄生虫学者の妄説にまどわされてはいけません。


以上のように、アトピーは「体質」によるものではなく、「塩素/栄養不調/薬害の3段階の環境要因」によって発生しています。そして、日本は、世界一の塩素大国で、世界有数のミネラル不足、脂肪食べ過ぎの栄養不調大国で、世界一の薬害大国です。その結果、日本は世界一のアトピー大国(政府が調査に乗り出すほど)になっています。
しかし幸いなことに、これらの環境要因は、空から降ってくる放射能やダイオキシンなどとは違って、自力で改善できます。水道水の塩素は除去または中和すればよく、不足するミネラルは栄養補給で補えばよく、悪い脂肪酸は減らせばよく、薬剤も自粛すればよいのです。





アトピー解決編  目次

1章

「アトピー体質」は実在しない
何が起きているのか/平成4年度 厚生省調査結果の分析/「アトピー体質論」の誤り/日本皮ふ科学会の「アトピー定義」の誤り/「アトピー体質」は実在しない/アトピーはアレルギーではない/厚生省調査委員会の混乱/臨床医たちの研究の誤り/「アトピーの遺伝子」を追うムダ /臨床医は科学者ではない

2章

アトピー性皮ふ炎の外因
アトピー・スモン・水俣/外因追求のための条件/外因候補の比較/浴用水道水の塩素/残留塩素性皮ふ炎/アレルギー・マーチと塩素/塩素を除去した効果/合成界面活性剤の恐ろしさ/その他の化学物質

3章

アトピー性皮ふ炎の内因
アトピーになる子、ならない子/生体微量元素(ミネラル)の働き/亜鉛の欠乏と皮ふ炎/リノール酸とアルファ・リノレン酸/母胎のステロイド濃度と新生児の過敏性

4章

ステロイドの薬害
ステロイドとは何か/ステロイド外用薬の作用/ステロイドの常用とIgEの増加/IgEが増大するプロセス/ステロイドのリバウンド/ステロイドの後遺症/ステロイド離脱の方程式

5章

アトピー性皮ふ炎の政治と経済
ステロイドの生産量/ステロイド裁判/4割 がアトピー性皮ふ炎の「皮ふ科業界」/皮ふ科主流派が描くアトピー像/皮ふ科と小児科の論争/専門家がおちいるワナ/バラ色の夢を振りまく皮ふ科主流派/皮ふ科主流派の責任は重い

6章

アトピー性皮ふ炎の原因と構造
アトピー性皮ふ炎の原因/アトピー性皮ふ炎の構造/遺伝子は関与していない 環境が100%

7章

アトピー性皮ふ炎を自然治癒に導く方法
ステロイドをやめる/皮ふの消毒/スキンケア/塩素と合成洗剤を避ける/皮下脂肪を燃やしてステロイドを抜く/亜鉛を摂取する/アルファ・リノレン酸を摂取する/良質のタンパク質で皮ふを修復する/アレルゲン対策/自然治癒への道のり、その期間と費用



 引用文献リスト(引用順)

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坂下栄 三重大学医学部 「合成洗剤 恐怖の生体実験」 メタモル出版

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森田光徳 シャボン玉せっけん(株) 同社カタログ

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溝口昌子 聖マリアンナ医大皮ふ科 「アトピーが本当にわかる本」ゴマブックス

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石川 哲 宮田幹夫 北里大学眼科 「あなたも化学物質過敏症?」 農文協

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Dietrich Matern 独フライブルグ大学小児科 ドイツ小児科学会誌 V143 P.1255

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有田昌彦ほか ありた小児科クリニック 日本アレルギー学会誌V.46-4 P354

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丸元淑生・丸元康生        豊かさの栄養学A 新潮文庫

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深谷元継 国立名古屋病院皮ふ科  「アトピーマガジン」トータルケア社

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川島 真 東京女子医大皮ふ科    「アトピー」有斐閣

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